コロナウイルスワクチン
- 2021年4月20日
- お知らせ
昨日コロナウイルスワクチンを接種してきました。
府中市では90歳以上の高齢者の方へも予約、接種が開始されてたようですね。
医療従事者については予約を取るような体制ではなく、
あらかじめ接種する時間と場所が指定されてしまうので診療時間内での接種となり、
診療時間を制限しなければなりませんでした。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
2回目の接種は5/10に予定されており、同じく午後の診療開始時間が変更となる予定です。
あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。
実際に接種した感想としては、インフルエンザよりも痛みは少ないと感じました。
ただ、1日経って接種した部位の痛みは増してきました。
日常生活に支障をきたすような痛みではないですが、
こちらの痛みに関してはインフルエンザ接種後よりも強いかなと感じています。
痛み以外に副反応については目立ったものは今のところありません。
今回のコロナワクチンについては他のワクチンと比較すると安全性や効果について、
検証が少ないなかで承認、接種開始となっています。
アナフィラキシーなどの副反応についてもネガティブな面も大きく報道されるとともに、
現在一般的に行われている生ワクチン、不活化ワクチンとは異なり、
mRNAワクチンというしくみを用いていることもあり、接種に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
コロナウイルスに限らず、ワクチンには個人の免疫で感染を予防するだけでなく、
みんなで免疫を獲得して、社会全体を守るという側面もあります。
通常であればワクチン接種を積極的に推奨していきますが、
今回のコロナワクチンについては様々な不安や懸念が払拭されてから接種するという意見も尊重されてもよいかと考えています。
ただし、アナフィラキシーなどの重篤な副反応は、
頻度の差はあるもののインフルエンザを含む現行の全てのワクチンについて毎年報告されていますが、
これらは大々的に報道されることはありません。
現在報告されている副反応がコロナワクチン特有のものではないことも認識いただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染者数もまた増加傾向にあり、変異株の流行も報告されています。
緊急事態宣言の再発令や学校の休校なども話題にあがるようになり、
なかなか収束の兆しがみえない状況ではありますが、
引き続き感染対策をしっかり行いながら、このワクチン接種が感染収束の1歩となるよう祈るばかりです。