子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンについて、

国による積極的接種勧奨が再開されることになりました。

 

このワクチンは2009年に国内で承認、2013年4月より定期接種となりました。

しかし、その後に接種後の副反応の訴えがみられ、

定期接種という状態は維持されていたものの、積極的勧奨は中止されていました。

 

子宮頸がんはもちろん女性特有の癌ですが、

発症数としては20代から増え始め、30代でピークとなる癌です。

下のグラフのように妊娠、出産、子育て世代の癌であり、

早期発見できれば子宮や、命を守ることはできますが、

妊娠しにくくなる、早産の原因になるなどその後の生活に様々な影響を与える可能性があります。

そして、この子宮頸がん20-30代に限ってみてみると患者数、死亡者数ともに増加傾向にあります。

ワクチン接種率の高い国では子宮頚がんは減少傾向になっており、ワクチンの効果が期待できます。

 

定期接種の対象は小学6年生から高校1年生の女子です。

積極的勧奨が中止となっていた期間に対象を外れてしまった方への救済対応は現在検討中となっていますが、

特に3月で定期接種が終了となる高校1年生で、接種をされていない方は、

ぜひこれを機会に接種をご検討ください。