4種混合の開始時期変更について
- 2023年3月30日
- お知らせ
2023年4月から4種混合ワクチンの接種開始時期が変更となります。
これまでは3ヶ月からでしたが、今後は2ヶ月から接種可能となり、
他のヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスのワクチンと一緒に接種開始できるようになりました。
乳児期の百日咳は重症化することが多く、
重症化しやすい6ヶ月未満の百日咳の7割以上がワクチン未接種時期の感染といわれています。
4種混合の3回目はBCGと同時期だったため、受診頻度としては変わりないですが、
接種開始を早めることで、重症化しやすい時期の百日咳感染を減らすことが期待できます。
また、先日この4種混合にヒブワクチンを加えた5種混合が承認されました。
5種混合ワクチンを国内初承認、田辺三菱など 販売時期は検討中
定期接種の対象に加えるかどうかは議論中のようですが、
こちらが導入されれば、併せて注射の回数も減らすことができるため、
定期接種への早期導入が望まれます。