はしかについて
- 2023年5月17日
- 病気について
関東圏内で「はしか」感染相次ぐ 「予防接種の検討を」加藤厚労大臣が注意呼びかけ
数日前からニュースでも取り上げられていますが、
東京都内ではしかの感染が確認され、広がりを見せています。
はしかの典型的な症状としては、
発熱や咳から始まり、4日目頃に一旦解熱傾向となります。
その後、半日ほどで再び高熱がみられ、それとともに発疹が出現してきます。
はしかと診断されても特別な治療はなく、通常の発熱時と同じように安静にして過ごします。
症状に応じて解熱薬や咳止めなどを用います。
はしかの感染力は非常に強く、空気感染でも広まります。
免疫を持たない方が発症者と同じ空間にいると、ほぼ感染→発症という経過をたどります。
また、発疹がでてきたときよりも発疹のない最初の発熱のときのほうが感染力が強いといわれており、
はしかと診断がついたときにはすでにまわりにうつしている状態になりがちです。
そのため、はしかを防ぐためには予防接種しかありません。
通常MRワクチン(はしか風しんワクチン)を1歳と5-6歳の2回接種していますが、
府中市在住の場合にはこの年齢以外でも定期接種として無料で接種が可能な場合があります。
もし予防接種がまだのようでしたらこの機会にぜひご検討ください。